12月27日(木)
今日は驚きのニュースが眼につきました
これ、こうなること、一部の方には解っていたことなんです。
漁獲枠が決まっているのに、獲れるからといって獲れるときに獲れるだけ獲る・・・。
そして、枠一杯になってもう獲れない・・・(^-^;
落ち着いて考えれば誰もがわかることなんでしょうけど、そうはいかないのが日本の漁業。
だって、一人が勇気を持って、漁を止めても、他の人が獲っちゃえば、その人は止め損ですよね。
なので、思ってても止めれない。。。
そして、その積み重ねが今回の結果です。
今年の山陰海域の漁獲枠は3200トンとなっています。
鳥取がすでに800トンだとすると、兵庫県はそれ以上でしょうね。
兵庫県でもこの報道がされるのは時間の問題なのかなと。
松葉ガニの供給は冬の観光資源として重要ですが、その資源がいなくなってしまうことはもっと深刻です。
都道府県ごとに、独自の規制が設けられてたりはしますが、ここはもっと思い切った対策が必要な時期に来てるのではないでしょうか。
秋田県のハタハタだって3年間、禁漁になったんです。兵庫県はハタハタは水揚げ日本有数で、もちろん秋田県の禁漁期間中もハタハタはたくさん獲っていました。それでも、世の中ではハタハタといえば秋田という人のほうが多いのが現状です。ブランドってそういうことだと思います。
今年の出来事をきっかけに行政ももう少し、対策を考えていただきたいなと思います。
間違ってもここで、漁獲枠拡大なんて暴挙に出ないでほしいな。
10年20年先でも松葉ガニが美味しくいただけるように。。。
年明け以降、地物のカニが高騰するかもしれません。
できる限り、お出ししたいとは思いますが、あまりにも高騰した場合は価格や、内容をお客様と相談をさせていただかなければならないかもしれません。。。
そうならないことを願うばかりです。
この年末年始、とても寒くなりそうなので、みなさま、温かくしてお過ごしくださいね。
ねこざき